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シネマ・レコーディング 春爛漫!

いよいよシネマ、7年ぶりのサードアルバムへ向けての
レコーディングが始まっておりますが、
順調に進んでます。
(スタジオでの松田くん、一色くん、松尾)
シネマ(A3).jpg
バンドにとってレコーディングというのは、
特別のもので、特に今回は新生シネマなので
音楽でのちょっとした家族になるような(笑)、
そんな感触がしてて、とてもいい、あたたかい雰囲気。
(一色くんのほっぺの向こうに見える、演奏中の澄田くん)
シネマ(B3).jpg
今時では珍しい「クリック」なしのレコーディング。
考えてみると僕自身とても影響を受けて、
今でも音楽の魔法の香りが強いなと思う
60年代から70年代後半あたりまでのバンドやアーティストは
「クリック」なしでのレコーディングをしてましたからね。
あの魔法のごとき香りって、ひょっとして?
まさかー?ねー。(笑)。
しかし、コーラスならともかく、
5人全員がリードボーカルをとれて、曲も書けるっていうのは
珍しいですね。
ビートルズか、前期の10CCか。

ここまでは本当に順調に進んでいて、
演奏はほとんどできあがってきた状態。
これから歌、コーラス、ダビングの録音が徐々に進んでいく予定です。
がんばります。

     松尾清憲

制作快調!シネマ・サード・アルバム [ウィーク・エンド一色]

ついに4月4日、シネマのサード・アルバムのレコーディングが始まりました。
思えば、28年ぶりのセカンド・アルバムから、もうすでに7年。
その間幾度となくメンバーを変えながらライブを半ば強引に続けてきたシネマ。
そして、2012年の夏についに今のメンバーにたどり着きました。
その5人、松尾、一色、松田、澄田、大槻で何度かライブを繰り返し、
その中で溜まっていった新曲の数々を
盤に刻める機会が与えられて、正直感慨深いものがあります。
今のシネマは、演奏もさることながら、
5人のシンガー・ソングライターがそれぞれ個性的なナンバーを持ち寄り、
あるいは、競作して、それぞれがリード・ヴォーカルもとるという
バンドとしての理想的な形態になりました。
そしてウルトラヴァイブのスタジオで、
エンジニアには、大槻さんの古い友人で
ブルー・ハーツやクロマニヨンズも手がけた川口さんを迎えて、
なんと、いまどき珍しいクリックを一切使わない
「せ~の」な録音6日間がスタート。
今回収録予定の12曲のリズムトラックをこの6日で録れればいいとか、思ってたのですが、
4日目には12曲のリズムを録り終えるどころか、
オケのほとんどが完成しました。
そして5日目、6日目には、
はやくもオーバー・ダブや、歌入れがはじまりました。
まさに、いいペースですね。
そんなスタジオは、こんな感じ。
studio.JPG
そして、シネマのレコーディングといえば欠かせない人が、
いますよね。
昨日は、シネマの過去の2枚のアルバムのプロデューサーでもある
鈴木慶一さんのスタジオj.i.s.m.に出向いて
慶一さんギターのオーバー・ダビング。
チューニングする御大の図。
mr.k1.JPG
今回の新作制作にあたり是非慶一さんにもゲスト参加してもらおうと、
2月に慶一さんに相談に行ったときに、
慶一さんに「じゃあ、ギターを弾くよ。」と、言ってもらえたんでした。
ここからは、憶測なんですが、
去年の9月の下北沢crub251でのシネマのライブの時に、
慶一さんにゲストに出ていただき、
その様子をこのブログでオレがそのギターを絶賛したのが
なんかつながってるような気がします。
そして、j.i.s.m.のスタジオで、
オレと慶一さんと2人でギターの録音。
まあオレはタバコを吸って、コーヒーを飲んでただけなんですが。
新曲の「赤い第3惑星」という曲に、
素晴らしくアシッドな曲のイメージを決定づけるギターをいただきましたよ。
慶一さん、とってもありがとうです。
そして、その後夜の街でまるで30数年前のような慶一さんとデート。
時間は途切れることなくいろんなことが様々に織りなってつづいていくんでした。
30数年前、まあ時間にして2年間ぐらいでしたが、
オレは、「鈴木慶一の犬」時代がありました。
毎日ってのは、オーバーなんですが、
週に3日以上は慶一さんに呼び出されて
夜の街を徘徊してましたね。
まだケータイなんて影も形もない時代です。
ポケベルな時代。
ポケベルに慶一さんの飲んでる店の電話番号が入るんです。
そうすると、たとえ恋人との逢い引きの途中であれなんであれ、
「悪い、呼び出された。」と言って、出かけていくんですね。
まだオレが20代前半なころ。
恋人に「あたしと慶一さんとどっちが大事なのよ。」とか言われながら。
最低ですね。
でもその恋人とは別れてしまいましたが、
慶一さんとはいまだに下らないこと言ったりしてるんですよ。
もちろんその当時慶一さんと夜の街で遊んでるのも楽しいんですが、
慶一さんを含め、慶一さんを通じて出会う当時のもっともスノッブな人たち。
たとえば、糸井さんとか、高橋章子さんとか。
その人たちとの会話から感じた様々なことが、
今もこうして、たいして金にもならないのに
オレを創造にかりたてるエネルギーの礎になってるのは間違いないですね。
そんないろんなことを思い出してた夜でした。
近々シネマ・ニュー・アルバムの
タイトルとか収録曲とか発売日とか、
それにまつわるライブの日程とか発表できると思います、期待してくださいね。
もうすでに決まっているのですが、それが大人の事情ってやつです。
今週末もまた録音です。
そんなわけで、またいつかこのあたりですれちがいますか?
って、またいつか、って言っちゃてるよ。
嘘でも今週末って言えよ。ウィーク・エンド一色なんだから。
バイなら。

シネマ・レコーディング開始前夜

春の到来とともに、シネマのニューアルバムの
レコーディングがいよいよ始まります。
レコーディング用のスタジオ・セッションの合間に
桜咲く橋の上でくつろぐメンバーのショットです。
(尚、このショットは松尾が撮ったため、松尾は入ってませんが(笑))
シネマ桜(C3).jpg
このメンバーになって、ライブをやりながら
みんなで作り上げてきた新曲が中心のアルバムになりますが、
さらなる新曲も作って、
いよいよスタート。 

さて、
地元福岡出身の先輩ミュージシャンでもある
柴山俊之さん(サンハウス)が、
CD/短編小説/絵/DVDという内容の
スペシャルなソロアルバムを発表しました。
ギラギラ(B3).jpg
(このアルバムジャケットは博多在住の画家で、ブルース歌手の
 山部善次郎さんの作品。僕がまだ博多にいた学生の頃、何度か会った
 ことがあります)
そして松尾もこのアルバムに作品を
提供しました。と言うと、
当然曲か、あるいは歌詞かと思われるでしょうが、
今回はこのアルバムの中の1曲「ムーンライト・ドライブ」という曲を
イメージした絵を提供しました。

次回はシネマ・レコーディング便りなど
伝えられればいですね。
乞うご期待。

    松尾清憲

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