世界はぼくらを待っている [一色ウエンズデイ]
っていうのは1968年のタイガースの映画のタイトルなんだけど、
オレこのタイトル好きなんだよねえ。
なんかこう、未来っていうユニバースに対する愛情が感じられる。
オレ達が「CINEMA RETURNS」っていうアルバムを製作、発表して半年が過ぎた。
そして数字っていう結果が出る頃がちょうど今頃なのね。
送られてきた封筒には生々しい数字が入っているんだけど、
まるで何かの試験かなんかの結果を知らされるかのような。
見たいけど、見たくない。リンダ困っちゃうみたいな。
って、リンダって誰だよ!
そして、オレ達は知るのさ。
オレ達がこのアルバムがどれだけの作品だかは、よく知ってる。
21世紀に作られたアルバムの中でも指折りだってことも。
またそれを目指して1年頑張ったんだしね。
だから、もっと多くの人に喜んでもらえるとも思ってもいたし。
でも、それほどでもなかったんだね残念ながら。
そこでバンドはどう思うのだろう?
「こんな時代だしな。」あるいは、
「マスコミはもっとこういったアルバムを取り上げるべきだろう。」
「メーカーはきちんと宣伝しかのか?」とか?
バンドさんは、いいアルバム出来たと思ってるからね。
でも、ここで終わりでいいのかってはなしだよ。
そんなにシネマは頑張ったんだろうか?
もっと色々やれることがオレ達側にもあるんじゃないか、と
この前高井戸で話し合ったりもしたんだよね。
「みんな、待ってんだからまたやろう。」ってオレは言ったんだけど、
このみんなってのは、今までシネマの音楽を聴いて喜んでくれた人だけのことを指して言ってるんじゃないんだ。
世の中にはもっとオレ達のサウンドに出会いたがってる人がいるはずだってことなんだよね。
その人たちとコンタクト取り合えるまでなんだかの活動をはじめようみたいな話だ。
こんな話は一見詭弁にも聞こえるし、
青二才の論法ぽくもあるんだけど。
べつに、何百万枚も売ろうなんて思ってないよ。
ただ世界中にもう少しオレ達のサウンドが必要な人がいるんじゃないか?って信じてるだけだよ。
世界がオレ達を待っているんだ。
始めようかね。もう一度。
とか、この前のキヨのファンクラブのパーティーに参加して思ったんだった。
第3章は、もう26年前の伝説のバンドのありがたいご帰還じゃなく、
もうちょっと今っていう中の存在であるシネマを見せられたらとか、
ニューベリーで歌うキヨの背中を見ながら思ったのさ。
ん~、今回はブログっていうより演説みたいになっちゃったけど、
本当の気持ちだから仕方ない。
ほな、また来週。
断言できます。世界はシネマを待っています!
「こんなすばらしい音楽があるんだ!」という感動を世界は待っていますヨ(^^)
by アーラー (2008-07-09 12:52)
さて!水曜日。 私の笑いのツボを捉えて離さない一色さんのブログデー[嬉しい顔] でも、笑えない・・・読み進むほどに熱く泣けて・・・一息ついたらまた来ます・・・
by kossy (2008-07-09 15:41)
シネマに一色さんが居てよかった!
そうなんです!今のシネマをもっと観たいです!!(^^)
by JUNまま (2008-07-09 19:44)
気を取り直して、再び “おじゃまします”
21世紀の名盤「CINEMA RETURNS」に刻み込まれているサウンドは、深く広く・カラフルでミラクル、半年なんかじゃ聴き探れない神秘の世界[ぴかぴか] この難解なサウンドは五感で吸収する楽しみに満ちています! だから、探し求めていた私や、ガトーしょうこらさんのように、シネマを求めている人々との交信が繋がるまで、発信し続けて下さいm(_ _)m 松尾さんの背中を熱く見ていた一色さんを、熱く拝見していました[ハート] 2008年☆未来に向かって“シネマは、すすっむ~”
by kossy (2008-07-09 21:17)